世の中も少し落ち着いて来たので，いつものメンバーが長老山の入山許可を貰っていて連休中に
登るという．残念ながら，日帰りの日程しか取れず，5月5日に行くことにした．長老山と言えば，
前回（2017年）は二回もパンクをした苦い経験があるのだが，その後土砂崩れで道路の一部が
遮断され，復旧工事が進んでいた．ようやく終了したとのことで今回，長老山での運用を計画
してくれていた．道路はすべて簡易舗装になったらしくパンクの心配は激減した．
実験を考えて荷物を積み込んだ．
待ち合わせのコンビニで昼食その他を調達し，5年ぶりの長老山へ向かう．
された．しかも，1.8MHz帯で「A1A」の指定を受けている局も「3MA」で免許を受けたものと
みなすことが明記されている．すなわち変更申請なしにSSBが発射可能になった．この変更
に刺激され1.9MHz帯のSSB運用への挑戦を試みていた．まずはフルサイズダイポールの作成で，
とりあえず作ってみた，といっても電線を引き裂いてバランを付けただけ．
装備は身軽(発電気は積んだ) |
UHアンテナはSBB5に変更 |
5年ぶりにゲートを越える |
無事到着
駐車スペースまでは簡易舗装でパンクもせず無事到着，おなじみのEさんが出迎えて下さった．
早速1.9MHを張ろうとしたものの，やはりもつれてしまった(;^_^A アセアセ… 線系は基本
リールがいいとつくづく思う．なんとかほぐして，なんとか木の枝を這うように伸ばしていき
しようという性が沸きだしし，テストに使った先端部との結合部を修正した．
いざSWR測定・・・ まるっきり合わない(ToT) という事でこの時点で実験終了．
使えるようにしたいと今も考えている．特徴は給電点インピーダンスが50Ωであって，4エレ
にしてはブームが短くて済み，それなりのゲインがある．困ったのはバランで，造ると
どうしても大きくなる.そのため，シューペルトップにした．そして，シングルでは面白く
ないのでスタックにした．希望では6エレくらいの性能が出ればと考えていて，ハンディ
の付属アンテナとの違いを実感したかった．SWRは432MHzで1.1〜と上々．
アンテナデータはハムショップにたまたま来ていた方とお喋りしている内に，こんな面白いのが
あるよといって紹介いただいたJA2FTRよりの28MHzのMMANAのデータで，それを430に変換
して100円ショップの庭木用パイプで作成した．
検証すると同軸のBNCコネクターが上手く付けられていなかった．また，現状の部品では
エレメントもぐらつくので，補強をした．
よし，これで完成という時に給電部の芯線が折れた．・・・修復を試みたが不毛の努力
だった（220506〜）．
Uくん持参の自作7MHzツエップアンテナを張って運用を試みた．しかし，この時間帯は混雑
していて空いている周波数は見つけられなかった．さて，どうするか・・・
Uくんが出来る事を探し比較的簡単にアンテナが設置できる144MHzで運用開始した．
しばらく交信が続いたが徐々に途絶えてきて静かになった．
無事到着 |
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あっという間に一ヶ月
とりあえず無事に帰着できたことでほっと胸をなで下ろした．一方で収穫はほぼないので，今後
何をどうするかを考えてきた．それで，1.9MHのアンテナをもう一度試したいと思い，Uくんの
協力を得て，平地で張ることを試みた．知識不足や準備不足もあり，しっかりと張ることが
できなかった．ワイアーの重さと，引張り力はかなりの力になり，多くの支柱を必要とする事
が判った．そして160mは想像していたよりも遙かに長い（笑）．
結果，移動でのフルサイズ運用はかなり難しいという事になった．
430MHzアンテナについては，共振周波数が若干低いのと，構造的な弱さがあり作り直した方が
満足感が得られるのは間違いない．しかし・・・シューペルトップをもう一度作る活力が今の
ところ湧いてきていない．
く放射できるアンテナ（笑）
（220611,220704修正）