豆知識 6-2

コードついて その2
Yコード進行
和声(クラシックの理論)では,始まりの音,終わりの音,緊張感を高めたり,その緊張を修飾
する音というのが決められています.
本来はここで説明すべきなのでしょうが,とりあえず先に進みます.

1.よく使われている循環コード
C→Am→Dm→G7→C (代理和音を使っています.)
例を見ましょう.
以下は 懐かしいグループサウンズでワイルド・ワンズの”想い出の渚”です.

原曲のキーは”E”ですが,Cに移調すると()のコードとなり,循環コードが使われていることが
はっきり解ります.
小麦色〜はC→Am→Em→Dm→A7→A♭→G7 と展開していますが,始まりはC終わりはG7に
なっています.

gakki


2.ニューミュージックといわれた中央フリーウエイのコード進行です.
ワンコーラス分,キーはFからA♭へ転調
| FM7 | F#dim D7 | Gm7 | Edim C7 | Fm7 |
| Bbm7 | Bbm7/Eb | AbM7 Gm7-5 | Gm7/C |
| FM7 | F#dim D7 | Gm7 | Edim C7 | Fm7 |
| Bbm7 | Bbm7/Eb | AbM7 Bbm7 Bbm7/Eb | AbM7 ||
| DbM7 | DbM7 | AbM7 | Ebm7/Ab Ab7 |
| DbM7 | DbM7 | Bbm7 | Bbm7/Eb Gm7/C ||
| FM7 | F#dim D7 | Gm7 | Edim C7 | Fm7 |
| Bbm7 | Bbm7/Eb | AbM7 Bbm7 Bbm7/Eb | AbM7 ||

7thやdimが多用され,転調もしています.
C7 - Fm7 でへ長調から変イ長調へ転調しているそうです.


捕捉:小節の初まりでは,ベース音は通常そのコードの主音から始まりますが,
   その小節のコードと異なる音で進行したい時があります.
   その場合には”/”でベース音を指定します.
   上記コード進行の2段目,2小節目,B♭m/E♭とあります.
   その小節のコードは B♭m(シ♭,レ,ファの和音)ですが
   ベースはミ♭に指定されています.

Zまとめ
1.和音は,三度の音の積み重ね
2.和音の主音から1〜2間の音階が2音階で2〜3間の音階が1.5音階の和音が長三和音(長調)
3.同様に1〜2間の音階が1.5音階で2〜3間の音階が2音階の和音が短三和音(短調)
4.七度の音を加えると,細やかな雰囲気作りが出来る.
5.七度以外の修飾音を加えるとさらに変化に富んだ表現が出来る.
6.最初の音と終わりの音は大まかには決まっている.
7.T,W,Xの和音の音の羅列で曲っぽくなる.

というようなところでしょうか.

[エピローグ
多少なりとも知識の参考になりましたでしょうか?
これだけでコードのことを網羅したとはとても思えず,まだまだ知らない事がたくさんあると思います.
尻切れトンボのようですが,とりあえずこの項を終わりたいと思います.


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